愉快な言葉たち
昼下がりのスーパーにて。
おばさんA「最近うちの人もカレー臭がひどくなってきてん」
おばさんB「あーうちもやわー、あれ嫌やんねえ」
おばさんC「カレー臭には清潔にしとくのが一番らしいでー」
おばさんA「ほんまー?まあ年はとりたくないもんやねえ、ほほほほ」
カレー臭?
カレー臭って何だ?ひどいまでのカレー臭ってどんなもんだろう?清潔にするとカレー臭は消える?年齢を重ねるごとにカレー臭はその不快さを加速させていくのだろうか?そもそもどれほどカレーを食べれば体からカレー臭なるものは発せられるのだろうか?
そんな悶々とした気持ちで、疑問の雨あられの中帰宅しました。そしてしばらくしてふと気づいたのです。
もしかしたら「加齢臭」という言葉があるのではないか。
さっそく調べてみるとおーあるある加齢臭。どうやら俗に言うおじさん臭のようですね。納得。
にしても同音異義語って場合によっては煩わしいものだけど、言葉遊び的に考えれば結構楽しいものだと思います。「加齢臭」と「カレー臭」なんてアクセントも同じ(低高低低低)なので、極めて優秀な部類の同音異義語と言えます。「汚職事件」と「お食事券」なんてもっと優秀。
「あのレストランのお食事券はほんとお得だったよ」
「あのレストランの汚職事件はほんとお得だったよ」
ちなみにこんな例文を考えちゃうと夜も寝られない。だって「お得な汚職事件」って想像つかないもんね。なんだそれ。壮大なメタファーか酷いアイロニーにも思えてくる。
シングルJOYのダンサブルな4つ打ちがかなり気に入ったので聴いてみました。YUKIのソロ作品の中ではまとまりがあって一番好きなアルバム。Home Sweet Homeもしっとりした雰囲気でいいしね。